ソーシャルレンディングファンド研究ブログ

ソーシャルレンディング各社のファンドの内容良悪を研究します。

ソーシャルレンディング投資の基本的な流れをマスター

ソーシャルレンディング投資の基本的な流れ(フロー)を把握しよう。

いざ、というときにばたばたしては仕方ないですから、ソーシャルレンディング投資を実際にスタートする前に、あらかじめ、ソーシャルレンディング投資の基本的な流れをマスターしておきましょう。

まずは、国内のソーシャルレンディング事業者の中から、気に入った業者を選ぶ。

本日現在、国内には、20社~30社前後のソーシャルレンディング事業者があります。この中から、投資家として付き合っていくに値する、適切なソーシャルレンディング事業者を選ぶ必要があります。

簡単なことのように思えるかもしれませんが、ソーシャルレンディング投資が平和裏に進むか、もしくは、トラブルだらけの物となってしまうか、どうか、は、実は、ここのプロセスにかかっています。

ある程度適切なソーシャルレンディング事業者選びが出来れば、ソーシャルレンディング投資は、比較的スムースなものとなるでしょうが、

逆に、変なソーシャルレンディング事業者を選んでしまうと、後々、トラブルの火種となりかねません。

自分が選んだソーシャルレンディング事業者に、投資口座を開設する。

自分が気に入ったソーシャルレンディング事業者に、投資用の、投資家口座を開設します。

「投資家口座を開設」と聞くと、なんだか大変そうな響きですが、実際は、手続きは簡単です。

全て、インターネットで完結しますから、安心してください。

そのソーシャルレンディング事業者が提供しているファンドの中から、「出資したいな」と思えるファンドを、選ぶ。

このプロセスも、当然、とても重要なステップになります。

冒頭でソーシャルレンディング事業者を選びましたが、ソーシャルレンディング「ファンド」選びは、事業者選びに次ぐ、重要なプロセスです。

ソーシャルレンディング事業者が呈示しているファンド概要をよく読み込んで、慎重に、出資是非の判断を行うことが肝心です。

気に入ったファンドに、出資申込をする。

出資したいファンドが決まったら、出資手続きをします。

「出資手続き」といっても、おおげさに考える必要はありません。

ソーシャルレンディングの場合、出資申込手続きは、インターネットで完結します。投資口座を開設したときと、同じですね。

運用期間中、ソーシャルレンディング事業者から、分配金を受け取る(利息分)

ソーシャルレンディングファンドの分配スケジュールは、ファンドによって実際はケースバイケースなのですが、ファンドの中には、利息相当額については、期中に分配をする(例:毎月分配型)、というタイプも、たくさんあります。

実際の分配金の「受け取り方法」に関しては、ソーシャルレンディング事業者が、デポジット制度を採用しているか、どうか、で、大きく異なります。

ソーシャルレンディング事業者が、デポジット制度を採用している場合

ソーシャルレンディング事業者から投資家への分配金は、あくまでも、ソーシャルレンディング事業者内の、投資家別の「デポジット口座」へと送金されてくる形となります。

このため、投資家が、デポジット口座内の資金を、他の使途へと振り分けたい場合、デポジット口座から「払い戻し」という手続きを経る必要があります。

ソーシャルレンディング事業者が、デポジット制度を、採用していない場合。

この場合、投資家への分配金は、投資家が日ごろ使っている銀行口座へと、直接送金されてくることになります。

この場合の振込手数料は、ソーシャルレンディング事業者が負担してくれるケースが多いようです。

【満期】ソーシャルレンディング事業者から、元本の償還を受ける。

借り手企業から、ソーシャルレンディング事業者に対して、元金返済が完了すると、それを原資にして、ソーシャルレンディング事業者から、投資家に対し、満期の、元本償還が実行されます。

これが完了して、ようやく、1つのソーシャルレンディングファンドが、起承転結、全てを完了、ということになります。

このようにしてファンドが運用期間の全てを終えるまでには、ファンドによって、長ければ数年の時間を要することもあります。

ソーシャルレンディング投資に回す資金については、この「運用期間」についても、十分に注意して確認したうえで、配分するようにしてください。